2012.07.05 Thursday | Category : 雑感
■ひとと違う事をするということ
どうせやるなら本格的に。どうせやるなら人と違う事を。
その大切さ、その意味するところが、最近になってやっとわかった気がしますが、
つい最近まで全然わかりませんでした。
人と違う事をやっていると、自分が認められているのか認められていないのかもわからない。
子供の頃などは、友達はやっていることを自分はやっていないから、話題についていけないことも多かった。
それで苦しかったこともなかったわけではないですが、今となっては、そういう経験ができて良かったと思います。
だから、仕事でいえば、他者と違う何か。
それは対応スピードでも丁寧さでも技術力でもなんでもいいので、
「この人は違うな」「この会社は違うな」と思ってもらえたら競合との差別化になる。
恋愛だって「あれ、この人今までの人とは違うな」(良い意味で)って思ってもらえれば、印象が良くなるはず(かな?)
もちろん家族や夫婦だって同じ。
でも、ただ違う事をやればいいってものじゃないですよね。
人と違う事をやるってことは、相手のことをちゃんと見てないとできないんだなということもわかりかけてきました。
だって相手の今までの経験値や体験にないことを提供するわけだから、相手がどんな経験をしていて、どんなことに価値を感じているのかがわからなければ、的外れになってしまいます。
例えば、わかりやすい例で、
・営業に行っているのに売らない。
・夜のお店に行って口説かない。
というような場合(例えがわかりやすいかは別として)、
相手にとって「営業マン=売り込む人」という経験ばかりの場合に「この営業は他と違う」となります。(←多分当たっていると思います)
相手にとって「お客さん=口説かれるのが当たり前」という経験ばかりの場合に
それを意図的にやれば、「この人は今までとは違うかも」となるわけです。(←それがどうかはその人に聞かないとわかりませんw)
そして、そもそもの問題として、
売って欲しいお客さんには売らなきゃいけないわけだし、
本心では口説く気満々なのに、とりつくろっても態度にでるからバレる。
口説かれることが好きでその仕事をしている人かもしれない。
だから、相手の反応、相手の本音、相手がして欲しいことをちゃんと理解して、考えて、想像した上で、「これは今までされたことがないだろう!」っていう「相手が本当は求めている驚きの対応」をする。
もちろんその対応は「自分もそうしたい」と思った場合に限って。
そういうことができるようになれば、最高なんだけどな〜って思います。
それが本当の意味で、【人と違う事をする】ということなんじゃないかと、少し考えてみたりしています。
そうなれるには、まだまだ精進が必要です。
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